日系不動産デベロッパーが中国本土で合弁会社を設立して、不動産開発を行いました。開発が一段落し、物件を投資家に売却したので、投下資本を中国本土の外に出そうとしました。しかし、中国は、資本を外から入れるのは容易ですが、外に出すのは困難です。
そこで同社から弊社に相談を頂きました。
弊社では、中国法人の資本を減少させるとともに、香港法人を設立、投下資金を香港法人に出す方法を提案し、実施しました。
日本法人(合同会社)で運営されていたビジネスを、そのままオフショア法人(セイシェル法人)で運営するように再編したいというご希望を頂きました。
弊社では、セイシェル法人を設立し、セイシェル法人の銀行口座も複数開設しました。そのうえで、日本法人が有していたビジネス・社員(株式会社における株主)を全てセイシェル法人が引き継がせました。