2016/09/22
夏休み・冬休みは、普段通っている幼稚園や小学校などとは違う体験をするチャンス。日本でも、様々なサマーキャンプなど、自然に触れたりスポーツをしたりする体験学習のプログラムがあります。
香港にも、夏休み・冬休みにそうした体験プログラムがあります。そんな体験プログラムの一つ、YMCAが提供しているサマーキャンプを見てみましょう。(YMCAは香港に幾つかありますが、リンクは、九龍半島の先端、ペニンシュラホテルの隣にあるYMCAのものです。)
香港は、金融の中心地である中環(Central)などのある香港島、ショッピングや下町の活気あふれる九龍半島が目立ちますが、数多くの離島があります。そして、離島は自然にあふれています。
Lamma Island Outdoor Campでは、7歳から14歳向けに2泊3日、3泊4日のキャンプが幾つもコース分けされています。
例えば、7,8歳向けの2泊3日のキャンプでは、島内の遠足をしたりキャンプファイアをしたり、という感じで楽しそうです(YMCA非会員の場合、1,670香港ドル)。
英語でしかコミュニケーションできない初めて会ったばかりの仲間・引率者と泊まりのキャンプというのは、ハードルが高すぎるという子もいるでしょう。その場合、朝から夕方までのキャンプを数日続けるというデイキャンプが良いでしょう。
2016年夏のYMCAサマーキャンプの場合、テニス、サッカー、ラグビー、バドミントン、ラクロス、水泳など様々なコースがありました。ちなみに、日数・料金を見ますと、例えばサッカーの場合、9時~16時の練習を5日連続で、7~9歳向け・10歳~12歳向けともに、YMCA非会員の場合、2850香港ドルでした。
意外なところでは、ウェイクボードやシュノーケリングのデイキャンプもあります。良く考えてみれば、香港は沖縄よりずっと南なので、マリンスポーツにも向いた場所です。ちなみに、日数・料金を見ますと、例えばシュノーケリングの場合、8:30から17:15の練習を3日連続で、9~11歳向け・12歳~14歳向けともに、YMCA非会員の場合、4850香港ドルでした。
一つのスポーツだけをやるデイキャンプだけでなく、様々な体験をできるデイキャンプもあります。うちの子も参加させてみました。
8月22日(月)から26日(金)までの5日間、10:30から17:00までです。3歳~5歳・6歳~8歳のコースで、参加者は合計27名(年齢ごとに分かれてやるときと、一緒の時がありました)。
月曜日:アイスブレーキング(顔合わせ)のゲーム、ランチ、お絵かき、ダンス
火曜日:野原でアドベンチャーゲーム、ランチ、お菓子作り、映画鑑賞
水曜日:水遊び、ランチ、工作、ダンス
木曜日:遠足
金曜日:お菓子作り、ランチ、演劇のリハーサル、演劇
という感じで、かなり盛りだくさんでした。
ちなみに遠足では、乗馬クラブに行き、馬に乗ったり、馬の体を洗ったりしたようです。
うちの子の参加したサマーキャンプは、28人中25人が香港人、2人がヨーロッパ人、1人が日本人(うちの子)でした。
そのため、指導者(チューター)の説明やゲームは英語で行われても、休憩中の子供同士の会話は広東語ということもあったみたいです。うちの子は、広東語はあまり得意でないのですが、英語だけで楽しめたようで、来年も行きたいと言っていました。
あまり、心配する必要はなかったようです。
こうした夏休み・冬休みのキャンプ、香港で暮らしている家庭がお子さんを参加させるにも良いですが、他の使い方もあります。
普段は日本語で勉強しているが夏休み・冬休みだけでも英語体験をさせたい、近いうちにインターナショナルスクールに転入させたいが、英語で勉強する・遊ぶことを事前に体験させたいという場合にも良いと思います。
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