2023/07/24
日本の富裕層に人気の海外移住先であるシンガポール。シンガポールで人気のインターナショナルスクールの一つに、EtonHouse(以下「ETON」)があります。このETONのブロードリック校を訪問し、幼稚園・小学校の教育について聞いてみました。
(ブロードリック校の正面玄関)
OWL:ETONとしては、シンガポールにいくつのキャンパスがあるのでしょうか?
ETON:シンガポール全体には、大きなキャンパスが4つあり、その他にプレスクールが11あります。
ここブロードリック校は、最初にできたキャンパスです。
OWL:このキャンパスで学んでいるのは、どの学年の子たちでしょうか?
ETON:プレスクール(N2, K1, K2)と小学校(Grade1-5)の子供たちが学んでいます。
歩きながら見ていきましょう。
ここの小さい庭は、プレスクール(N2・K1,2)用の庭です。
(プレスクール用の庭)
OWL:まずは英語について伺いたいと思います。
日本人の場合、英語ができない子でも入れるだろうか?という点が気になります。とはいえ、プレスクールの段階では英語力はあまり関係ないようにも思いますが、どうでしょうか?
ETON:はい、英語ができないというだけで入園させないということはありません。
ただ、入園時に英語で面接をして、英語が不十分と思われる子には、英語補習クラス(EAL:English as an Additional Language)を受けてもらうことにしています。
OWL:普通の授業に加えてEALも受けるということでしょうか?
ETON:午前中は普通に英語で学ぶクラスで勉強します。午後は第2言語(Additional Language)の時間で、ヒンディー語・日本語・中国語を選べるのですが、EALを受ける子たちは、この時間にEALのクラスに参加してもらいます。
OWL:EALの話から逸れてしまうのですが、日本語の授業もあるのですね。
ETON:はい、日本人の先生が2人いて、日本人のお子さんの日本語教育も行えるようにしています。
ヒンディー語、日本語、EALは30分で、これらを受講する子供たちは、午後残りの時間を英語の授業を受けることになります。
中国語の授業を受ける子たちは、午後の時間をすべて中国語の授業を受けることになります。
中国語は誰でも選択できるのですが、ヒンディー語・日本語はそれぞれの言語を母語とする子だけが選択できます。ですから、日本人の子の場合、日本語か中国語を選択するということになりますね。
ETON:ETONでは、専門的な分野を掘り下げていくことに力を入れています。
K1から、スペシャリストクラス(Specialist Class)を4つ設けています。音楽と劇(Music & Drama)、図書(Library)、体育(PE)、芸術(Art)です。
さらに、K2からは、この4つのスペシャリストクラスに加え、ICT(Information and Communication Technology(情報通信技術))も学んでいきます。
OWL:かなり早い時期からICTを学ぶのですね。
ETON:はい、早い時期から学ぶことで、慣れていくと思っています。
K2からYear4まではICTクラスの中にあるコンピューターを使いますが、Year5と6では、ラップトップを毎日学校に持ってくる形にしています。
OWL:生徒の人数が多いと目配りが行き届かないのでは?と気になるのですが、各クラス何人なのでしょうか?
ETON:各クラス24人で、各クラスにホームルームティーチャーとティーチングアシスタント、つまり2人の先生が付いています。
OWL:普段の学校生活について教えてください。
食事は学校で提供されるのですか?
ETON:はい、スクールミールが提供されますが、スクールミールを注文せず弁当を持ってくることもできます。
OWL:授業後の課外活動(extra-curricular activities)もありますか?
ETON:はい、週3日、15:30から16:30まで、課外活動(extra-curricular activities)の時間があります。サッカー、体操、合気道など様々なプログラムが用意されています。
(小学生が主に使うグラウンド)
OWL:スイミングプールはありますか?
ETON:うちの学校にはスイミングプールは無いのですが、徒歩5分くらいのプールに行くことがあります。
OWL:どのような国の子が多いのでしょうか?
ETON:合計で42か国の子供たちが学んでいます。
国籍で多い順にみると、米国、オーストラリア、英国、日本、インドの国の子が多いです。
OWL:日本人の子は各クラスに何人くらいいますか?
ETON:日本人は4番目に多く、各クラス3~4人いますね。
(普段の活動の雰囲気が伝わる掲示)
OWL:学校への行き帰りはスクールバスでしょうか?それとも、親が送り迎えをするのでしょうか?
ETON:スクールバスもあります。
でも、あちこちのバス停を回りますから、時間がかかります。親が送り迎えをする子も多いですね。
OWL:親が送り迎えをすると、そのときに、スクールの先生といろいろ話して常日頃から面談をできますね。
ETON:基本的に面談は、メールでアポイントメントを事前に取ったうえでお願いしています。
でも、スクールへの質問やリクエストは大歓迎です。
いろいろ聞いてきて欲しいですね。
英語が得意でないお子さんも受け入れて、英語の実力アップのためのEALの仕組みも整っているスクールだと感じました。
また、日本語の先生もいるので、何かあったときにも相談しやすいのではないでしょうか。
【インターナショナルスクール・海外現地校にお子さんを通わせるファミリー向け】学校とのコミュニケーション・サポート・サービス 10,000円(税抜)/月
お子さんをインターナショナルスクールに通わせている皆さん、インターナショナルスクールの良さを100%享受しているでしょうか?
お子さんが、学校でどういう授業を受けているのか、英語がどれくらい上達したか、誰と仲良いのか、休み時間は何をしてあそんでいるのか、把握できていますか?
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お願いすれば聞いてもらえる要求を、きちんとお願いできていますか?(例えば、①学期の途中からだけれども学校内のスポーツチームに入れたい、②日本に一時帰国する間の授業料を返して欲しい)
こうしたことを、学校の先生・事務局に聞いてみたいけれども、英語が苦手なので、会って話すのが難しい、メールで聞くのも難しい。そういう方もいらっしゃると思います。
私達OWLは、
①学校から来たメール・メッセージを読んで、返信のメール・メッセージを代わりに作ります。
②Zoomなどでの会話に通訳として入ります。
こうしたサポートをすることで、お子さんの海外でのインターナショナルスクール・現地校でのスクールライフの充実度をぐっと上げていきます。
私達OWLには、日本・海外の学校で学んだ・子供を海外の学校に通わせた経験のあるサポートチームがいます。
■学校とのコミュニケーション・サポート、サービス内容
①学校から来たメール・メッセージを読んで、日本語で説明します。単なる和訳にとどまらず、先生や事務局の意図まで汲んで、説明します。
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③皆様が学校(先生・事務局)とZoomなどで会話をする際、私達OWLのサポートチームも入り、通訳として、皆様のメッセージを英語で学校に伝え、学校のメッセージを日本語で皆様に伝えます。
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お客様とお子様のご事情、通われているスクールの事情を継続的に把握していく必要がありますので、スポットでお受けする形ではなく、継続的な形でお受けしています。最短6か月からお受けしています。
ご興味のある方はinfo@owl-investments.comまでご連絡下さい。