2015/08/31
投資をめぐる詐欺事件が頻繁に起こっているように勘違いされることのある香港ですが、半分くらいは事実です。否定しません。
一つ目のパターンは、ライセンスが無い業者なのに、ライセンスのある金融商品取扱業者だと勘違いして、金融商品を買ってしまった、後で連絡しようとしても連絡がつかない、というようなパターンです。これは、投資経験の無い(乏しい)人が初めて海外で取引をして嵌ってしまう事案ですね。
こうした詐欺に引っかからないためには、まずは、ライセンスを確認することですが、金融リテラシーの高いOWL Investmentsの読者の中には、この手の被害者はいないと思います。
これとは少し違うタイプの詐欺、投資経験がある・金融の知識もある人が巻き込まれる詐欺もあるのです。情報通で比較的羽振りの良さそうな人の持ってきた「いい投資話に乗らない?」という話に、「うまくいけば儲けもの」という感じで投資している光景をイメージして頂ければ、近いかもしれません。
このタイプは、あまり「被害者」として行動しない傾向があります。金銭的ゆとりもあるし、「加害者」との人間関係(?)を壊したくないというのも、あるかも知れません。
でも、こうした「加害者」は「失うものがない」人ではなく「失うもの」があることも多いです。「加害者」に「失うもの」があるからこそ、返金を求めたり交渉をする余地もあるというものです。金も全く無いし払う気も全く無い場合は別ですが、「加害者」に金を払う気は多少ともあるが今は難しいという「加害者」であれば、「加害者との人間関係」を維持しつつ金を返してもらうことも十分可能です。
契約をしてしまった後でも対応策は皆無ではありません。しかし、サインをしてしまった後では、対応策にも限度があります。
まずは、契約締結をする前に、是非ご相談ください。
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