2023/08/06
子供をバイリンガルに育てるため日本のインターナショナルスクールに入れようとしても、両親とも日本人だとなかなか入学させてもらえません。
そこで、私達OWLはタイのインターナショナルスクールをお勧めしているのですが、日本より割安とはいえ、1年間の学費として200万円から300万円はかかるのが普通です。
そのため、もう少し手ごろな価格帯の学校はありませんか?と聞かれることもあります。
バンコクの外国人向けメディアに、「Popular and Affordable Schools in Bangkok to Get Your Kid Enrolled」(バンコクで人気の手ごろな学校)という記事があり、そこに掲載されているRamkhamhaeng Advent International School(以下「RAIS」)を訪問し、話を聞いてみました。
スクールの大通り沿いにも、「Discover the best at the most affordable price」(最も手ごろな価格で最高を見つけ出せ)と書かれたポスターが掲げられている。
OWL:RAISのキャンパスはラムカムヘン通りという大通り沿いにありますが、鉄道が無いのが少し不便ですね。
RAIS:はい、今は少し不便です。でも、オレンジラインという地下鉄が2023年内に開通する予定です。キャンパスのすぐ隣に駅ができる予定なので、とても便利になります。
OWL:それは良いですね、物凄く便利になります。
ここで学んでいるのは、どの学年の子供たちですか?:
RAIS:幼稚園(Nursery、Kindergarten1~3年)、小学校(Elementary School、Grade1~5)、中学校(Middle School、Grade6~8)、高校(High School、Grade9~12)の子供たちです。
RAIS:入口のポスターにも学費のことが書いてありますし、学費には興味ありますよね。
たとえば、Grade5(小学5年生)からGrade8(中学3年生)の子供の場合、初年度の学費は302,000バーツ(約120万円)です。2年目からは232,000バーツ(約100万円)です。
OWL:バンコクのインターナショナルスクールの学費として、かなり安いですね。
RAIS:インターナショナルスクールに通うと、学費以外にも様々な費用がかかるのが普通です。
たとえば、教科書代です。
RAISでは、教科書は学校から生徒に貸し出す仕組みにしていますので、教科書代はかかりません。
英語の得意でない生徒のためのEFLクラスも設置されている
OWL:入学テストはどのように行うのですか?
RAIS:英語、Mathematics(算数・数学)、Interview(面接)のテストを行います。
Interviewでは、生徒の面接だけでなく親の面接も行います。
OWL:英語の点数が悪いと、授業についていくのが難しいから不合格になりますか?
RAIS:英語の力が足りないからといって直ちに不合格にすることはありません。
英語の力が不十分な子のために、English Foreigner Language(EFL)クラスを設けています。
インターナショナルスクールによっては、通常のクラスを受講したうえで、英語力が不十分な子には、追加でESLとかEALのクラスを受講させるところもあると思います。
しかし、RAISでは、Interviewで英語の力が不十分と判断された子には、英語の授業については、通常クラスとは別に設置されるEFLクラスに入ってもらうことにしています。
そして、EFLクラスで勉強する中で、英語力が十分についたならば、通常クラスに移ってもらうことにしています。
OWL:クラスの様子についても伺いたいと思います。
各クラスに何人の生徒がいるのでしょうか?
RAIS:各クラスの生徒数は平均して20人、最大で25人です。
OWL:生徒たちはどの国の子が多いのでしょうか?
RAIS:生徒たちの国籍は、現在、16か国です。
生徒たちの国籍の多い順に言うと、タイが一番多く70%以上、次に中国、ミャンマー、韓国、インド、フィリピンなどが続きます。
日本人の生徒もいますが、スクール全体で2人です。
OWL:先生はどの国の方でしょうか?
RAIS:米国、英国、インド、フィリピン、ロシアなど、様々な国の出身です。
英語の授業は、英語のネイティブスピーカーが担当しています。
RAIS:キャンパスの中を見学してきましょう。ここは、音楽室です。
Grade4からは、バイオリンや管楽器などの楽器を選んで練習することもできます。
OWL:ピアノも選べますか?
RAIS:ピアノは、音楽の時間には選択できませんが、放課後のアクティビティで習うことができます。
Grade7(日本の中学1年生に相当)の教室、数学の授業の後
OWL:RAISには寮もあるとのことですが、見学できますか?
RAIS:はい、もちろんです。寮には12歳以上の男女の生徒がここに住んでいます。
寮の1階には食堂もあり、ここで朝晩の食事をしています。
寮の部屋は、2人部屋と4人部屋があり、室内に机もありますから、ここで勉強をします。
寮の食堂
寮の4人部屋
OWL:子供を寮に住ませながらRAISで学ばせることもできるのは良いですね。
子供をRAISで学ばせる選択肢が広がってきそうです。
今日は、ご案内、ありがとうございました。
バンコクの著名インターナショナルスクールでは、英国・米国出身の白人の先生だけを採用していたり、ロボティクスの授業や3Dプリンターを使った授業があったりします。もちろん、それらは魅力的です。
でも、子供に短期間で英語を身につけさせたいという場合、それらは必ずしも必要ではないでしょう。(ロボティクスの授業があっても、それを本当に身に着けられる生徒はごく僅かでしょう。)
このRAISは、著名インターナショナルスクールの持つ派手さこそありませんが、手が届く授業料で、英語を身に着けられる良い学校だと感じました。
現時点では、日本人エリア(スクンビット界隈)から車か運河ボートで約1時間かかりますが、年内にもオレンジラインが開通すればぐっと便利になります。
RAISが日本人に注目されるようになるのも間近でしょう。
【インターナショナルスクール・海外現地校にお子さんを通わせるファミリー向け】学校とのコミュニケーション・サポート・サービス 10,000円(税抜)/月
お子さんをインターナショナルスクールに通わせている皆さん、インターナショナルスクールの良さを100%享受しているでしょうか?
お子さんが、学校でどういう授業を受けているのか、英語がどれくらい上達したか、誰と仲良いのか、休み時間は何をしてあそんでいるのか、把握できていますか?
お子さんが学校でトラブル(友達とのけんか、いじめ)に巻き込まれたりしたとき、トラブルを学校や友達との間で解決できていますか?その友達と仲直りできていますか?
お願いすれば聞いてもらえる要求を、きちんとお願いできていますか?(例えば、①学期の途中からだけれども学校内のスポーツチームに入れたい、②日本に一時帰国する間の授業料を返して欲しい)
こうしたことを、学校の先生・事務局に聞いてみたいけれども、英語が苦手なので、会って話すのが難しい、メールで聞くのも難しい。そういう方もいらっしゃると思います。
私達OWLは、
①学校から来たメール・メッセージを読んで、返信のメール・メッセージを代わりに作ります。
②Zoomなどでの会話に通訳として入ります。
こうしたサポートをすることで、お子さんの海外でのインターナショナルスクール・現地校でのスクールライフの充実度をぐっと上げていきます。
私達OWLには、日本・海外の学校で学んだ・子供を海外の学校に通わせた経験のあるサポートチームがいます。
■学校とのコミュニケーション・サポート、サービス内容
①学校から来たメール・メッセージを読んで、日本語で説明します。単なる和訳にとどまらず、先生や事務局の意図まで汲んで、説明します。
②皆様が学校(先生・事務局)にお願いしたいこと、質問したいことを伺い、学校あてのメール・メッセージを代わりに作ります。
③皆様が学校(先生・事務局)とZoomなどで会話をする際、私達OWLのサポートチームも入り、通訳として、皆様のメッセージを英語で学校に伝え、学校のメッセージを日本語で皆様に伝えます。
④お客様とOWLサポートチームでLINEグループを作り、問い合わせには即レスでお答えします。
お客様とお子様のご事情、通われているスクールの事情を継続的に把握していく必要がありますので、スポットでお受けする形ではなく、継続的な形でお受けしています。最短6か月からお受けしています。
ご興味のある方はinfo@owl-investments.comまでご連絡下さい。