2017/01/08
香港は、金融・ビジネス街のある香港島とショッピング街のある九龍半島だけではありません。
香港には200以上の島があります。人が住んでいる島として有名なのは、ランタオ島、ラマ島、馬湾島、長洲島などでしょうか。 今回の記事では、長洲島の離島ライフを、ハロウィンの日を切り口に書いてみたいと思います。
長洲島は、香港島と香港国際空港からだいたい等距離に位置する小さな島で、香港島の中環埠頭(Central Pier)からフェリーで約30分です。
小さい島ですが、旧暦4月に行われる、高い櫓に付けられた饅頭を取り合う饅頭祭りでかなり有名な島です。
今回は、長洲島のファミリーから、ハロウィンなので遊びましょう!と誘ってもらったので、10月末の日曜日に行ってみました。
長洲島の埠頭を出ると、いきなり多くの店が連なり、買い物客も大勢歩いています。海鮮料理でも有名なので、海鮮レストランも多いですね。
ですが、自動車が走っていません。この島では、緊急用車両など以外の一般の車は認められていないので、子連れで観光・生活するには安全ですね。
レンタサイクルの店もあるので、歩いて移動するのが面倒な人は、自転車を借りましょう。
長洲島は、離島とはいえ香港島までのアクセスが悪くないですし、銀行(HSBC)の支店やスーパーもあり、砂浜のビーチもある居心地の良い島なので、かなり多くの人が住んでいます。
香港人がもちろん多いのですが、欧米人も結構多いようです。
欧米人は、ビルがぎちぎちに建っている場所より、海に面したような開けた場所が好きですし。
香港島で、地下鉄の駅からアクセスがよく、日本人駐在員の住むくらいのグレードのマンションだと、中環(Central)から地下鉄で10分・駅から徒歩10分くらいで、築10年のマンションの30平米くらいの部屋で、月の家賃が20,000香港ドル(約30万円)くらいはするでしょう。
でも、長洲島だと、(そもそも日本人駐在員は住んでいないでしょうし、そうした駐在員向けの高層マンションも無いのですが)10,000香港ドル(約15万円)未満の家が結構あります。
今回、私達を招待してくれたのも、そうした家に住むアメリカ人のお宅でしたが、島の埠頭から約10分程度で、新しくはないがきれいに手入れされた家でした。(5年ほど前に購入したとのことなので、賃借ではありませんでした。)
今回、私達の子供のクラスメイトの親に招待してもらったのですが、そのアメリカ人を含むファミリー達が主催で、幼稚園~小学校低学年の子供+その親たちが、長洲島の商店街を練り歩きました。
北海道日本ハムファイターズのユニフォーム(大谷翔平選手モデル)を着ているのが、私達を招待してくれたアメリカ人。
お菓子をくれたバーで、御礼替わりにビールを買って、売上に貢献です!勿論、私も店に貢献しました。
離島だからでしょうか、住民と店の間の心理的距離がすごく近い感じなんですね。
おそらく、ハロウィンイベント主催者と店の間で、予め話がついていたんじゃないかと思うんですけれども、精巧な飴細工をくれた飴細工屋さんもありました。(店主のマスクは、ヒトラー風!)