2015/08/18
株式会社ワイズテーブルコーポレーション(東証2部上場、2015年2月期売上約136億円)のグループ企業である株式会社Crystal Jade Japanが運営してきた中華料理店Crystal Jade Shanghai Garden たまプラーザ店が8月16日をもって閉店となりました。Crystal Jade Shanghai Gardenは日本国内に最大で3店舗ありましたが、これで日本橋店の1店舗のみになります。
しかし、「Crystal Jade Shanghai Garden」の本家というべき「Crystal Jade」は絶好調です。
「Crystal Jade」の持株会社はシンガポール法人Crystal Jade Culinary Concepts Holding Pte. Ltd.ですが、傘下の企業が中華料理チェーン「Crystal Jade」などを、シンガポール、マレーシア、香港、中国、タイ、インドネシアなどで合計110店舗以上展開しています。
同社の名前を国際的なビジネスの世界でいっそう有名にしたのが、2014年に多数のブランド企業等を持つLVMH傘下の投資ファンドL Capitalが1億米ドル超(約120億円)を出資し、90%の株式を保有したことです。
LVMHの傘下には、ファッション業界のルイ・ヴィトン、セリーヌ等、時計・宝飾業界のブルガリ、タグ・ホイヤー、デビアス等、化粧品業界のゲラン等、酒類業界のモエ・エ・シャンドン、ヘネシー等、小売業界のDFS、セフォラ等、というように幅広い業界の一流ブランドばかりが揃っています。Crystal Jadeも、間接的ながら、LVMH傘下のブランドの一つとして選択されたということです。
さらに、2015年6月、英国Standard Chartered Bank傘下のファンド(Standard Chartered Private Equity)が5200万米ドル(約64億円)を出資しています。
これらのニュースからも、世界的なレストランチェーンを築き、ブランドとして価値が高いレストランチェーンであれば、世界的企業やファンドが出資する可能性が十分にあるということがうかがわれます。
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