2016/04/22
香港の街歩きをしていて最も困る問題の一つ、それがトイレです。
香港のビルなどの中のトイレは、たいてい、カギがかかっていて、ビルのテナントだけがカギを持っています。
レストランに入っていればレストランのトイレを借りられますし、オフィスビルを訪問した時も訪問先のトイレを借りられます。しかし、街歩きをしているときや、移動中のときなど、トイレに行きたくても入れるトイレが無い!という問題に直面することが少なくありません。
大規模ショッピングモールの多い、中環(Central)、金鐘(Admiralty)、銅鑼湾(Causeway Bay)、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)であれば、トイレを自由に使えるショッピングモールがあります。
トイレを見つけにくいのは、ショッピングモールの無い(少ない)エリアでしょう。
そこで、OWL Investmentsでは、トイレの場所が分かりやすいショッピングモールは少ない、でも、街歩きを楽しめる場所を中心に、トイレの場所を解説していきたいと思います。
ちなみに、香港のトイレはきれい・汚いの落差が激しいので、☆でランク分けしています。
☆5つ(黄色)は、最高級ホテル級。中環(Central)マンダリンオリエンタルホテルのトイレを基準にしています。
☆4つ(緑色)は、高級ショッピングモール級。中環(Central)のifcモールを基準にしています。潔癖症の人でも、☆4までは問題ないと思います。
☆3つ(青色)は、準高級ショッピングモール級。銅鑼湾(Causeway Bay)のそごうを基準にしています。潔癖症の人以外であれば、☆3つまでは問題ないと思います。
☆2つ(紫色)は、ローカルの商店級。
☆1つ(赤色)は、清掃状態のあまり良くない公衆トイレ。緊急避難用ですね。
◆は、カギなしで使えるトイレがありそうに見えて無いビル。緊急事態の時に駆け込むと、ショックが大きいビルです。
○(黄色)は、授乳室・おしめ交換用個室です。
(この地図は、対象範囲の操作・拡大もできます。)
香港トイレ探索の第1回は、2014年12月にMTR(地下鉄)の港島線が伸びて以来、欧米人の好むバーやビストロ等が多いこともあって、街歩きの楽しい「第3のSOHO」のようになりつつある堅尼地城(Kennedy Town)です。読者の中にも、遊びに行った方も多いかも知れません。
しかし、ショッピングモールと言えるような施設は全く無いですし、数少ないホテルも、OWL Investments編集部の調べた限りではカギなしで入れるトイレは見つかっていません。カギなしで入れるトイレを探すのは極めて大変なエリアです。
一つは、士美菲路巿政大廈(Smithfield Municipal Services Building)。3階から上が図書館・体育館になっていて、ここのトイレが便利です。
また、すぐ隣にKennedy Town Community Complexもあります。この建物の方が少しきれいでしょうか。1階(日本流でいう2階)にトイレがあります。
街歩きをしているうちにMTRの駅から離れてしまったら、卑路乍街(Belcher’s Street)を香港大学駅方面に歩いて、西寶城(The Westwood)まで行く方が良いかも知れません。
西寶城(The Westwood)は、香港島の西側(MTR沿線の上環より西)で、ほぼ唯一と言ってよい大規模ショッピングモールです。
ここには、カギなしで使えるトイレも勿論あります。
2. 観光客も香港人買い物客も街歩きを楽しめる旺角(MongKok)、トイレはショッピングモールに駆け込むしかない!?
3. 干物の匂い漂う下町・欧米人の集まるグルメエリアと様々な顔を持つ西営盤(Sai Ying Pun)では、予想外のトイレを使える!?
4. 海産物の並ぶ下町からアンティークショップやカフェの並ぶエリアまで様々な顔を持つ上環(Sheung Wan)は、トイレ発見困難地帯!?
香港のカギなしで使えるトイレ、こんな場所にあるよ!という情報をお待ちしています。
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