コラム
Column

香港トイレマップ④ 海産物の並ぶ下町からアンティークショップやカフェの並ぶエリアまで様々な顔を持つ上環(Sheung Wan)は、トイレ発見困難地帯!?

2016/05/29

香港の街歩きをしていて最も困る問題の一つ、それがトイレです。

香港のトイレにはカギがかかっていることが多い!

香港のビルなどの中のトイレは、たいてい、カギがかかっていて、ビルのテナントだけがカギを持っています。

レストランに入っていればレストランのトイレを借りられますし、オフィスビルを訪問した時も訪問先のトイレを借りられます。しかし、街歩きをしているときや、移動中のときなど、トイレに行きたくても入れるトイレが無い!という問題に直面することが少なくありません。

OWL Investmentsは、カギなしで使えるトイレのマップを作っています!

そこで、OWL Investmentsでは、トイレの場所が分かりやすいショッピングモールは少ない、でも、街歩きを楽しめる場所を中心に、トイレの場所を解説していきたいと思います。

ちなみに、香港のトイレはきれい・汚いの落差が激しいので、☆でランク分けしています。

☆5つ(黄色)は、最高級ホテル級。中環(Central)マンダリンオリエンタルホテルのトイレを基準にしています。

☆4つは、高級ショッピングモール級。中環(Central)のifcモールを基準にしています。

☆3つは、準高級ショッピングモール級。銅鑼湾(Causeway Bay)のそごうを基準にしています。潔癖症の人以外であれば、☆3つまでは問題ないと思います。

☆2つは、ローカルの商店級。

☆1つは、清掃状態のあまり良くない公衆トイレ。緊急避難用ですね。

◆は、カギなしで使えるトイレがありそうに見えて無いビル。緊急事態の時に駆け込むと、ショックが大きいビルです。

○(黄色)は、授乳室・おしめ交換用個室です。


(この地図は、対象範囲の操作・拡大もできます。)

上環(Sheung Wan)は、海産物の並ぶ下町からアンティークショップ・カフェの並ぶ地区まで、いろんな顔を持つ街!

2014年12月のMTR(地下鉄)延長まで、MTR港島線の西側の終点だった上環(Sheung Wan)。ここも、前回のトイレ探索で訪れた西営盤(Sai Ying Pun)と同じく物凄い坂のある町で、坂の上と下では雰囲気がまるで違います。

一番海側にはマカオフェリーターミナル。少し内陸に入ると、路面電車(Tram)が走り地元色の強いデパートや商店の並ぶ徳輔道中(Des Voeux Road Central)。さらに内陸に入ると、下町色の強い商店の並ぶ皇后大道中(Queen’s Road Central)。さらに内陸に入ると、アンティークショップの並ぶ荷李活道(Hollywood Road)。ここから山道を登っていくと、小さなギャラリーやカフェの多いエリア。こういう具合に、海側から山に向かっていくと、街の雰囲気がどんどん変わっていきます。

阪神間で育った人には、「芦屋」と言っても「阪神電車の芦屋」、「JRの芦屋」、「阪急電車の芦屋」で違うよね、と言うと、分かってもらいやすいでしょうか。

こうした様々な顔を持つ街なので街歩きの楽しい場所なのですが、大きなショッピングモールが無いだけに、トイレ探しが難しい街です。

トラムの走る徳輔道中(Des Voeux Road Central)では、デパート・ショッピングセンターを使おう!

トラムの走る徳輔道中(Des Voeux Road Central)周辺のランドマーク的建物と言えば、西港城(Western Market)です。ただ、建物が古いせいかトイレは非常に貧弱。3/Fにトイレがありますが、あまりお勧めできません。

このエリア、決して大きなショッピングモールは無いのですが、ローカル色の強いショッピングセンターはあります。

その代表格は永安デパートです。地下と2/Fにトイレがありますし、地上階には身体障害者用トイレもあります。この永安デパート、香港資本の地元デパートで香港に幾つかあるのですが、香港ローカルの店にしては珍しくトイレが整っていて便利です。

ここから少し中環(Central)方向に歩いた場所にあるNan Fung Placeは、完成したばかりのショッピングセンター。トイレは、 1/Fと2/Fにありますが非常にきれいでお勧めです。

上環マップ

(この地図は、対象範囲の操作・拡大できません。対象範囲の操作・拡大は、上のマップでどうぞ。)

皇后大道中(Queen’s Road Central)沿いでは、上環体育館のトイレを!

トラムの走る徳輔道中(Des Voeux Road Central)から山側に少し歩くと皇后大道中(Queen’s Road Central)。この二つの大通りの間は、下町っぽい小さな商店が数多く並ぶエリアです。

この辺りはトイレを非常に見つけにくいのですが、ちょうどいい具合に公共施設があります。上環体育館(Sheung Wan Sports Centre)です。皇后大道中(Queen’s Road Central)側の入口から入って11/Fと12/F。朝7時から夜11時まで空いていますし、シャワーもある、という結構便利な施設です。

IMG_0881[1]

香港最古の道教寺院(文武廟)やアンティークショップの並ぶHollywood Roadは、トイレ発見が極めて厳しいエリア!

荷李活道(Hollywood Road)沿いには、香港最古の道教寺院である文武廟がありますし、周辺にはアンティークショップも並んでおり、散歩をするには楽しいエリアです。

しかし、この辺りは、トイレを探すのが絶望的に厳しいエリアです。OWL Investments編集部でもこの周辺の幾つかのホテルなどを見てみましたが、カギ無しで使用できるトイレは無さそうです。(そもそも、宿泊客以外が入りやすい大きなホテルがありません。)

そんな中、このエリアでお勧めしたいのは、準公共施設とでも言えるYMCAです。正式名称は、香港中華基督教青年會といい、赤レンガ造りの建物です。正確にはカギ無しで使用できるトイレは無いのですが、階段を上がった1/Fの窓口にカギが置いてあるので、カギを借りて使わせてもらいましょう。

IMG_0948[1]

(Hollywood Roadに面した文武廟から見ると、ななめ後ろに「青年會」と書かれた赤レンガ造りのYMCAが見えます。)

香港トイレ探索シリーズ

1. 欧米人の多い堅尼地城(Kennedy Town)はトイレ不毛地帯だった!

2. 観光客も香港人買い物客も街歩きを楽しめる旺角(MongKok)、トイレはショッピングモールに駆け込むしかない!?

3. 干物の匂い漂う下町・欧米人の集まるグルメエリアと様々な顔を持つ西営盤(Sai Ying Pun)では、予想外のトイレを使える!?

トイレ情報、募集中です!

香港のカギなしで使えるトイレ、こんな場所にあるよ!という情報をお待ちしています。

問い合わせ用メールアドレス:info@owl-investments.com

この記事が気に入ったらいいね!しよう
関連記事

Contact Usお問い合わせ

海外での会社設立・資産運用・移住に関する各種ご相談を無料で承ります。
お気軽にお問い合わせください。

◆出張セミナー◆
関東地方であれば、5名以上の参加者が集まる会合に、弊社代表(小峰孝史)が出張セミナーに参ります。
テーマは、海外法人・銀行口座を利用したタックスプランニング、海外移住による節税、暗号資産投資家向けの節税、
海外の暗号資産取引所(Binanceなど)を利用する方法などです。
関東地方以外であっても、大阪、名古屋、沖縄、バンコクなどでセミナーを実施してきました。
応相談になりますが、お声がけください。

◆提携先募集◆
「日本人が気軽に国境を越える社会にしていきたい!」という理念に共感していただける方、ぜひ、ご連絡ください。
現在、特に以下の方を募集させていただいております。
- 税務・会計関係 -
・海外投資などに興味をもつクライアントさんのいらっしゃる税理士さん
- 不動産関係 -
・日本の不動産を海外で販売したい不動産会社の方
・外国人顧客が不動産を買いに来ているが、対応に苦慮されている不動産会社の方
- ファイナンシャルアドバイザー関係 -
・海外投資に興味のあるファイナンシャルアドバイザーの方
- メディア関係 -
・日本からのアウトバウンド投資・移住・バイリンガル教育に関する企画をお考えの出版社、雑誌社、新聞社、テレビ局のご担当者様
・日本へのインバウンド投資・移住・インバウンド観光に関する企画をお考えの出版社、雑誌社、新聞社、テレビ局のご担当者様
 PAGETOP