2016/07/20
香港には、香港島を含め数多くの島があるので、遊びやすいビーチが多いのも魅力です。
ビーチでは、もちろん泳いだりして遊ぶこともできますが、潮干狩りを楽しむこともできるのです。今回は、潮干狩りポイントの中でも多分一番の名所(でしょう)水口湾を紹介してみましょう。
水口湾は、香港国際空港もあるランタオ島にあります。OWL Investmentsのサイトでも、ランタオ島のオリンピックトレイルを紹介したことがありました。ランタオ島は、香港で一番大きい島ですが、開発が進んでおらず、島の大半の場所に手つかずの自然が残っているのです。
水口湾には電車が走っていません。香港空港すぐ近くのMTR東涌(Tung Chung)駅からバス(11、11A、23)に乗るか、梅窩(Mui Wo)まで中環(Central)からフェリーにのり梅窩(Mui Wo)からバス(1、2)に乗りましょう。東涌(Tung Chung)駅から乗っても梅窩(Mui Wo)から乗っても、だいたい20分です。
水口村(東)(Shui Hau Village (East))のバス停で降り進行方向に向かって少し歩くと、左側に店が一軒見えてきます。ここでは潮干狩りの道具(熊手+椅子)を1セット20ドルでレンタルしています。
自分で持って来れば、借りる必要はないですが、潮干狩りは一度きりという人はここで借りてもいいでしょう。ちなみに、香港のあちこちにあるイオンの12ドルショップで、熊手+シャベル+ネットの袋という潮干狩りセットを35ドルで売っています。
ここから細い道を下っていきます。途中で、水牛がのんびりしていたりするのを見ながら約15分歩くとビーチです。ビーチにも水牛がいますね。
潮が引いていく時間帯がチャンスです。完全に潮が引いた場所より、潮が引きかかった浅瀬が良いみたいです。小ぶりのアサリ(?)も、大ぶりのハマグリ(?)もゴロゴロ取れます。
この水口湾は、貝がすごく取れるという点では、他の潮干狩りスポットと比べても最高なのですが、施設がしょぼいのです。香港のビーチには公営のシャワーやトイレが備えられていることが多いのですが、この水口湾には公営の施設(シャワー、トイレ、水道)がありません。ビーチに海の家みたいな店が一軒あり、手や足を洗うのに10ドル、シャワーは20ドルという料金を取っています。この設備のしょぼさが水口湾の弱点ですね。(ちなみに、水口村(東)のバス停の前にある、上に書いた店では、店で買い物をした人であれば、水は無料で使わせてくれます。)
設備を考えると、貝澳(Pui O)ビーチで潮干狩りをする方が使い勝手が良いかも知れません。貝澳(Pui O)ビーチでの潮干狩りは、別記事に書きましたので、こちらもどうぞ。
アサリやハマグリを取ったら、家に持ち帰りましょう。食べても良いですし、出汁を取って味噌汁などにしても美味しいですね。
なお、潮干狩りを楽しんだりするには、塩の満ち引きを予め調べておく必要があります。Tide Forecastというウェブサイトで調べてから出かけると良いでしょう。
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